ねじ締めがシンプルに
一般に携帯電話や補聴器の組み立てに使用される、小さなねじ (M1 X 2mm など) を使用した組み立てプロセスは、ねじの正しい位置決めと小さいながらも正確なトルクが必要となることから、自動ねじ締めシステムにとって複雑な作業となります。ねじ締めおよび固定システムの専門企業である STÖGER AUTOMATION社は、cyber® dynamic lineファミリのきわめてダイナミックな小型サーボモータと、WITTENSTEIN cyber motor製のcyber® simco® driveシリーズのリアルタイム対応サーボアンプを搭載した、革新的なハンドリングおよび組み立てソリューションを考案しました。
画期的な進展
STÖGER AUTOMATION社は、WITTENSTEIN製の小型モータと駆動装置増幅器を使用して、追加のセンサを必要とすることなく、小型のねじの確実な準備、挿入、締め付けのためのきわめて革新的なソリューションを実装することができました。専用の動作タスクは、ねじ締めの際にドライブコントローラを通じてトルクを正確に取得し読み出すことを可能にします。工業用途に適した小型サーボモータのコンパクトな外形寸法、その小さな質量、高い切り替え周波数と並外れて高い電流分解能を備えたインテリジェントな駆動装置増幅器は、同社の駆動ソリューションの明らかな強みとなっています。さらに、自動ドライバーは X/Y 軸システムなどの個別の装置としても、大規模なシステムにおいても使用されることがあるため、上位コントローラへのインターフェイス構成はさまざまです。WITTENSTEIN cyber motorは、ねじ締めプロセスにおいてねじをガイドするための Z 軸用の線形アクチュエータを開発してきましたが、これは理想的な機能と高い費用対効果で納得できるものとなっています。